サウンドトラックを聴く醍醐味~FILM SCORE PHILHARMONIC ORCH.のコンサート

数ヶ月前にチケットを取って、と~~~~っても楽しみにしていた公演。
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FILM SCORE PHILHARMONIC ORCHESTRA
創立記念企画
ジョン・ウィリアムズ 生誕85周年記念コンサート

この楽団のコンセプトは
世界中のサウンドトラックを日本から
で、映画に限らずゲーム・テレビ・舞台で使われる曲を演奏していこう、というものでして。
その第一弾がフィルムスコアの第一人者、ジョン・ウィリアムズをピックアップしたこちら。

ところで、サウンドトラック聴くの、ガキの頃から大好きな人間です、俺。
映画に限らず、ゲームもCDを結構持ってたりして。
なんでだろうなー、って自分でもよく分かってなかったんですけど、この公演を聴かせてもらって何となく気付いた点がありまして。
その辺は後述しますね。


さて、サウンドトラックと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思うので、今日やった演目をザーッと並べてみます。

第一部 巨匠ジョン・ウィリアムズの代表作
  1. オリンピック・ファンファーレとテーマ(1984年ロス五輪テーマ曲)
  2. 「スーパーマン」よりスーパーマン・マーチ
  3. 「ジュラシック・パーク」よりジュラシック・パークのテーマ
  4. 「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」よりレイダース・マーチ
  5. 「E.T.」よりフライングテーマ

第二部 ジョン・ウィリアムズの隠れた名作
  1. 「イーストウィックの魔女たち」より悪魔のダンス
  2. 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」よりアルト・サクソフォンとオーケストラのためのエスカペイズ
  3. 「未知との遭遇」より抜粋
  4. 「屋根の上のヴァイオリン弾き」より抜粋

第三部 ハイライツ・オブ・スターウォーズ
  1. 20世紀FOXファンファーレ
  2. 「スターウォーズ EP4」よりメイン・タイトル
  3. 「EP5 帝国の逆襲」より帝国のマーチ(ダース・ヴェイダーのテーマ)
  4. 「EP6 ジェダイの帰還」よりルークとレイア
  5. 「EP7 フォースの覚醒」よりレジスタンスのテーマ
  6. 「EP7 フォースの覚醒」よりレイのテーマ
  7. 「EP7 フォースの覚醒」よりX-Wingのためのスケルツォ
  8. 「EP7 フォースの覚醒」よりジェダイステップ&フィナーレ

アンコール
  • 「EP2 クローンの攻撃」よりACROSS THE STARS(アナキンとパドメの愛のテーマ)
  • TRIBUTE TO FILM COMPOSERS


普段映画を観ない方でも、さすがにどれかは耳にした事あるんじゃなかろうかと思います。
一番有名なのはダース・ヴェイダーのテーマかな?

ところで、俺が高校の時にトランペットを始めたのは
「ジョン・ウィリアムズの曲を演りたいから」
でした。
結局、その機会を掴めないまま実力不足&諸事情でトランペットは諦めたんですが、それでその曲自体が嫌いになるわけではなく。
今でも上記の曲の半分以上はiPod Touchに入ってて、ヘビロテ中です(笑)

前置きが長くなりましたが、一度は生で聴いてみたいと思ってたこれらの楽曲たち。
この機会を逃したくなくて、名古屋から東京まで聴きに行ったって訳です。
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ぶっちゃけ、音楽の理論的な事はもう覚えてません(笑)
なので、聴いてた時の俺の反応を書いていきますと・・・・

第一部・1曲目から懐かしさでゾクッとして。
第一部・4曲目で、ヒロインのテーマからレイダース・マーチに切り替わる所で涙出てました(^o^;
今まで大音量で散々聴いてる曲なのに、100人編成オーケストラの生演奏を前にして、その音圧に痺れましたね。


第二部は、全部名前は知ってるけど観た事ない映画ばかり。
でも、簡単な内容をMCさんが事前に説明してくれたおかげで、曲を聴きながら情景が浮かんでくるようでした。

上にちょっと書いた、何故サウンドトラックが好きなのか、って長年の疑問に、ここで「あっ!!」て気が付きました。
サウンドトラックを聞く醍醐味ってこれなんですよね。
映画を観てない時に、その映画の情景を頭の中に浮かび上がらせる。
最近はシネコンも増えたしソフト化されれば映画はスマホに入る時代。
わざわざサウンドトラックだけ買う意義も薄れてるのかもしれませんが。
それでも音楽だけで想像力を掻き立てられる、それが楽しいからサウンドトラックが好きなのかな、俺は。


そんな新たな発見に感激しながらの、第三部。
20世紀FOXファンファーレから始めるとは、粋過ぎますわ(笑)
これ、はるか昔にアルフレッド・ニューマン氏が作曲したんですが、使われなくなった時代が長く続いたらしいんですね。
それを、1977年公開のスターウォーズで久々に使ったらコレがハマった。
それ以降の20世紀FOX配給の映画では、欠かせない曲になりました。
(ちょいとマニアックな話)
1977年公開の「スターウォーズEP4新たなる希望」では当時残ってた音源をそのまま使ってました。
「EP5帝国の逆襲」の時に新たに撮り直して、それがEP6とEP1~3でも使われてます。

EP7から配給会社がディズニーに変わったんでこの曲はかからなくなりましたが、まあそれは流石に仕方ないですわ(^o^;

で、そこからの「スターウォーズのテーマ」です。
勝手に身体が熱くなる(笑)
基本はEP4の曲編成で、最後の締めだけ「ジェダイの帰還」のフレーズを使うっていう粋な編曲でした。
ただ、かなり昔に聴いたライブ盤CDでもこの構成だったかな・・・??今はこれがスタンダードなのかもしれませんね。

そして、ダース・ヴェイダーのテーマ~ルークとレイア、というスカイウォーカー一族の曲が続いて、「EP7フォースの覚醒」に移ります。
ジョン・ウィリアムズのスコアの特徴として、基本形としては「登場人物/組織」に対するモチーフを作って、それを編曲しながら場面に合わせていくってのが多いです。
なので、こういう演奏会では曲を選び易いでしょうねー。
偶にEP5の小惑星帯みたいな単独曲もありますけどね。
今は「スターウォーズのテーマ」って言われている冒頭の曲も、当初は「ルーク・スカイウォーカーのテーマ」って明確に書かれてました。

次はいよいよ、フォースの覚醒。
これらの曲で楽しみにしていたのは2点。
  • レイのテーマは映画館で観た時から大好きなので、じっくり聴きたい
  • フィナーレの最後、静かに流れるルークのテーマ(あえてそう書きます)が生で聴くとどうなるんだろう?

両方とも、期待以上でした♪
特にフィナーレのラスト、ルークのテーマが静かに流れた後の沈黙
その沈黙すら音楽になっているんですよね。
沈黙を作り出す指揮者・演者と、その沈黙を楽しむ観客。
会場全体にその沈黙を楽しむっていう一体感があるのが感じられて、またまた気が付いたら涙が流れてました(^o^;
これは、そもそもそういう曲ではありますが、コンサートならではの醍醐味でしたね。
素晴らしい演出でした(^o^)


全体的に思ったのは、
この楽団はオリジナルを忠実に再現する事を大切にしているんだなー
って事。

特にオーケストラ編成だと、指揮者の趣味で間が変わっちゃったりテンポが変わっちゃったり、っていう事が起こりやすいです。
でも、この公演ではそういう部分での違和感はなく、素直に聴けて映画の情景を思い浮かべる事がすんなりできました(^-^)
この方針は、今後も続けていっていただきたいですね。
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ステージの隅っこに居た、R2-D2とBB-8。
この写真見るまで、イウォークのウィケットが居るのに気が付かなかった(笑)


改めてサウンドトラックの意義を教えてくれたこの公演。
本当に感謝です。

サウンドトラックの良さを受け継いで伝えていく、という一大事業。
色々と大変だとは思いますが、長く続けていって欲しいですね(^-^)



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by yamori-v1 | 2017-02-05 21:05 | 映画感想 | Comments(0)

CART好きが転じてKARTにはまりWWEのカート・アングルをリスペクトするカート三昧な生活。twitterでは@99yamorin01で呟いてます。


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